株式会社ちん里う本店
グローバルソリューションでつなげる。日本は遅れている。
- グローバルソリューションサービスを組み合わせてビジネスをつなぐ
- 日本はもっとスピードアップできるはず、遅れている
- OneLoginはサービスの真ん中でアプリケーションログイン管理を統合できるサービス 株式会社ちん里う本店 ゾェルゲル ニコラ 様
株式会社ちん里う本店はどんな会社ですか?
「明治四年に創業した老舗梅干し・漬物製造の会社です。全国の百貨店で小田原梅干し・漬物を販売しています。オンラインショップでの梅干し・漬物販売もおこなっています。近年は、海外の優良食品を日本向けにオンラインショップ販売や、日本の伝統品を海外向けにオンラインショップ販売する業務もおこなっています。」(ニコラ氏)
「まずは「ちん里う本店」のITポリシーからお話をします。ちん里う本店のITポリシーは明確です。
(1) 情報はリアルタイムであること
(2) 言語は複数から選べること
(3) ハードウエアに依存しないこと
(4) 設備投資のいらないサービス型であること
(5) 他のサービスと連携できるAPIがあること
これらのITポリシーを重要な選択基準としてサービスを選定しています」(ニコラ氏)
OneLoginで利用するアプリケーションは?
「メルマガは MailChimp、SNS は Facebook、twitter、Web 編集は WordPress、通販は Amazon、楽天などをそれぞれ複数サイト運営しています。インフラストラクチャーは OneLogin を中心に、Google Apps、IP Phone は Basix を利用しています。物流は、日本郵便、クロネコヤマト、DHL、chaneladviser を利用しています。決済サービスも PayPal 他を利用しています。POS システムは、Square を導入段階です。
近い将来、会計・ERP・CRM・eコマースを統合するシステムの導入も検討しています。これらすべてのアプリケーションのログイン管理を OneLogin で統合していきます。」(ニコラ氏)
OneLoginのメリットは何ですか?
「私が考えるOneLogin導入のおもなメリットは、ふたつあります。
ちん里うがOneLoginを導入する主なメリット
- 業務効率(スピード)があがる
- セキュリティが向上する
セキュリティが向上するだけでなく、業務効率があがります。社員はログインポータルを開けば、クリックひとつで各アプリケーションにログインすることができます。これまでのようにパスワードがわからずにログインできない事から解放されます。」(ニコラ氏)
OneLogin導入してからの変化はありましたか?
「OneLoginを導入することで、各社員がどのアプリケーションを使っていて、どの程度使っているかを知るきっかけになりました。これまでもどの社員がどのアプリケーションを使っているかまでは把握していましたが、利用している実態を知ることができました。
もうひとつは、OneLogin を導入する段階で、それまで放置されていたアプリケーションパスワードの更新変更をすべてのアプリケーションに対しておこなうことができたことです。OneLogin で新たに生成したパスワードをアプリケーションに設定することで、パスワード保管は1箇所に集約することができました。これまでの各社員が個別にパスワード保管していた保管分散の状態から抜け出すことができたのです。同時に、社員退職時のパスワード流出も対策することができました。」(ニコラ氏)
OneLoginの課題は何だとお感じですか?(2014年1月時点)
「4点リクエストします。
(1)ユーザーのマスターログイン時に「パスワード保存しますか?」とブラウザが表示することを抑制したい。
(2)日本のアプリケーションサービスを利用できるようにしてほしい。
(3)UIユーザーインターフェースを日本語化して各自で選択できるようにして欲しい。
(4)ドキュメント資料は英語版が多いので、日本語で閲覧できるドキュメントを増やしてほしい。
以上です。」(ニコラ氏)
本日はたいへん有意義なお話をありがとうございました
リクエスト回答
(1)ユーザーのマスターログイン時に「パスワード保存しますか?」とブラウザが表示することを抑制したい
>新しいUIユーザインターフェース(NewUI)で解消しました
(2)日本のアプリケーションサービスを利用できるようにしてほしい
>これはペンティオが提供するアプリケーションコネクターでログインを実現することができます
(3)UIユーザーインターフェースを日本語化して各自で選択できるようにして欲しい。
>日本語化のご要望には積極的に対応してまいります
(4)ドキュメント資料は英語版が多いので、日本語で閲覧できるドキュメントを増やしてほしい。
>日本語のドキュメント資料は2014年3月からWebサイトで公開しております