外部IdP連携 〜ユーザー情報を取得して証明書発行〜
SecureW2 外部IdP連携 とは
SecureW2は、証明書を発行するためのユーザー情報を内部IdPから取得して証明書を発行するだけでなく、外部IdPにユーザー情報を問い合わせ・取得して証明書を発行できます。外部IdPとの連携は、SAML認証の返答値として受け取る方式や、LDAPで問い合わせ・ルックアップする方針などの方式から選択できます。
SecureW2 外部IdP連携の概要
IdP連携の構成は以下の方式で利用いただけます。
SecureW2 外部IdP連携の種類
- SAML IdP ー 外部IdP連携として最も利用される方式
- LDAP IdP
- Google Verified Access IdP
- OpenID Connect IdP
- Intune CA Partner IdP
- Azure MFA
- MAC認証 IdP
SAML IdP方式の外部IdP連携
SecureW2外部IdP連携の構成

この機能はアプリケーションへのセキュアな ID 管理とシングルサインオンを提供します
SecureW2 外部IdP対応 IDaaS(外部IdP)
この機能は、OneLogin、Okta、Azure、Google、Oracle、Ping Identity、Shibboleth などでサポートされています。
- ADFS
- Azure AD (Entra ID)
- Google Apps
- Identity Automation (Rapid Identity)
- InCommon
- Okta
- OneLogin
- Oracle
- Ping Identity
- Shibboleth
- その他
SecureW2 外部IdP連携のメリット
外部IdP連携を利用することで、SAML認証アカウントでユーザを追加または削除し、ユーザが属するグループに基づいてユーザにロールを割り当てることができます。外部IdP管理者は、SAMLアカウントにユーザを追加または削除することができます。また、複数のグループのメンバになることも可能です。
SecureW2の外部IdPの作成ポリシー管理では、ユーザまたはデバイスに外部IdPまたはAPI
トークンに基づく、ユーザ&デバイスの役割またはAPIトークン、およびユーザが属する属性とグループに基づいて、ユーザ/デバイスのロールを自動的に割り当てることができます。
他方式の外部IdP連携
LDAP IdP
LDAP IdPを追加すると、ユーザーが入力したユーザー名とパスワードを検証するためのADへのLDAP接続が設定されます。また、LDAP IdPは、RADIUS認証中にユーザーとデバイスの両方の検索を処理できます。デバイスの両方のルックアップを処理できます。
Google Verified Access IdP
Google Verified Access IDPを追加すると、Chromebookの自動登録を実行できます。
OpenID Connect IdP
OpenID Connect IDP を追加すると、Web ベース、モバイル、JavaScript クライアントなど、あらゆるタイプのクライアントが、認証されたセッションとエンドユーザーに関する情報を要求および受信できるようになります。
Intune CA Partner IdP
Intune CA Partner IDP を追加することで、SecureW2 サードパーティCA を Microsoft Intune と統合し、Simple Certificate Enrollment Protocol (SCEP) を使用して Microsoft Intune Managed Devices 用の証明書を作成および自動登録できるようになります。
Azure MFA
Azure 多要素認証(MFA)は、サインインプロセス中に、携帯電話のコードの入力や指紋スキャンの提供など、追加の本人確認フォームをユーザーに求めることができます。
MAC認証 IdP
MAC 認証 IdP は、様々なタイプのデバイスを MAC アドレスで追加し、Cloud RADIUS で認証できるようになります。デバイスは個別または一括で追加できます。