クラウドRADIUS認証 for Juniper Mist Wi-Fi

SecureW2のクラウドRADIUSは、無線APに接続できるデバイスをクライアント証明書で制限できます。Juniper Mist Wi-Fi AP45等の無線APへの接続には、あらかじめEAP-TLS認証の証明書をデバイスに配布します。SecureW2のクラウドRADIUSはデバイス端末からの証明書認証要求に、世界リージョンに点在するクラウドRADIUSサービスで応えます。

クラウドRADIUS認証 for Juniper Mist Wi-Fi 構成図
クラウドRADIUS(Cloud Radius)とは、クラウド型で提供されているRADIUSサービスのことを指します。SecureW2の提供するクラウドRADIUSは、無線LAN機器認証で利用するEAP-TLS証明書や、VPN機器認証で利用するSSL証明書に、相互の認証判定を提供します。詳しくは
クラウドRADIUS紹介ページ
をご覧ください。
ペンティオでは、Cisco Meraki、Juniper Mist、Aruba、Extreme Networks、Ubiquiti UniFi、ACERA、YAMAHAなどの各種無線APとSecureW2の連携を検証しております。SecureW2検証・設定手順一覧はこちら。
無線APからの認証要求に、世界リージョンに点在するクラウドRADIUSが高速返答
SecureW2のクラウドRADIUSサービスはGlobalリージョンとAsiaリージョンの2リージョンのRADIUSサービスを提供します。ひとつのRADIUSリージョンにはプライマリIPとセカンダリIPのふたつのRADIUSサーバーIPを提供します。この結果4つのエンドポイントを提供します。さらにオプションでAsia2/ USA/ Europe/ OceaniaのGlobal RADIUSを追加提供することが可能です。これによりRADIUSレスポンスのレイテンシは1,500ms程度の高速なRADIUS返答を実現します。世界中に事業所を持つ国際企業における世界統一の認証基盤実現に貢献します。
証明書発行はIntune/JamfPro/等 SCEP/ACME連携による、クライアント証明書自動発行
SecureW2 証明書発行はふたつの方式に対応します。ひとつはSCEP(Simple Certificate Enrollment Protocol)やACME(Appleデバイスの自動証明書管理環境)連携でMDM管理下デバイスにクライアント証明書を自動発行・配布する方式。もうひとつはSecureW2独自でWin/macOS/iOS & iPadOS/Android/etcに証明書発行・配布の仕組みで提供する方式。社員が利用するデバイスはMDM管理による証明書自動発行機能により管理者は証明書発行業務から開放されます。MDM管理でないデバイスにはセルフオンボーディングで証明書を発行配布できます。
次世代のRadSec(暗号化RADIUS)サポートによりセキュリティも万全
SecureW2の認証プロトコルは、通常のRADIUSに加え、次世代のRadSec(暗号化RADIUS)にも対応。通常のRADIUSはUDPでの通信であるが、RadSecを利用することでTLSによる暗号化され秘匿されたユーザー情報などを利用することで、セキュリティを求める国際企業ニーズに対応します。 Juniper Mist Wi-FiはRadSecをサポート。無線AP設置の社内からクラウドRADIUSへの通信を安全なTLSで構築すること対応します。
コンプライアンス認定として SOC2 Type1 Report 取得済み
外部のコンプライアンス認定として SOC2 Type 1 Report を2024年取得済み。ISO27001:2013 も取得済みです。安心してご利用いただくことが可能です。
ソリューション詳細パンフレットをダウンロード

この資料でわかること
- Juniper MistコントローラとSecureW2の連携
- Juniper Mist Wi-Fi AP45 特徴
- SecureW2クラウドRADIUSの機能