Stellar Cyberの機能のご紹介

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Dashboard

Dashboard はStellar Cyberのホーム画面です。この機能で現在発生している脅威の概要を掴むことができます。 Dashboard には脅威レベル段階ごとに件数を表記する XDR Kill Chain パネル、インシデント件数やアラート件数を把握する Status パネル、重要なインシデントを表示する Top Incidents パネル、重要なアセットを表示する Top Risky Assets パネルなどで画面構成されおり、脅威の全体像を把握することができます。

Home

XDR Kill Chain

それぞれのKill Chain ステージのアラートの発生件数を表示します。 左の数字はクリティカルなアラートの件数、右側の数字はアラートの総数。 クリティカルなアラートが実際に調査すべきアラートとなります。

Status Panelインシデント、アラート、ユーザー、アセットのトレンドを表示します。
Top Incidents Panelスコア順に並べてトップ10のインシデントを表示します。
Top Risky Assets Panelリスク順に並べてトップ10のアセットを表示します。
Tactics Graph観測したタクティクスを棒グラフで表示します。

Collect

Collect はStellar Cyberが外部ソースからのデータ取り込み設定です。この機能を通じて、外部ソース元からステラサーバーへの接続方式とコネクター設定を選択して連携構築します。 Collector Overview 画面では、各 Collector ごとの Data Category や Data Type を選択して取り込み設定をおこないます。Connector によっては Respond 設定を実施することでStellar Cyberが検知した脅威に応じた自動対処を設定することもできます。

Sensor Overview

Collect / Sensor Overview から開くことができます。

センサーの管理画面です。この画面では、認証やソフトウェアアップデートといったセンサーの管理を行うことができます。

Connectors

コネクタの管理画面です。この画面では、コネクタの作成・管理を行うことができます。

コネクタの作成

  1. 作成したいコネクタの製品を選択し、コネクタの名前を決めます。 2. クレデンシャル情報を入力します。
  2. 問題なければ、Submitをクリックします。以上でコネクタの作成は完了です。その後自動的にログの収集が始まり、脅威の検知まで行われます。

Detect

Detect は全てのアラートをドリルダウンで詳細に把握する機能です。 Stellar Cyberは機械学習を用いて脅威を検知しています。検知されたアラートはこの画面からドリルダウンして詳細な内容を把握することができます。All Alerts 画面からアラート全体を閲覧します。画面に表示されたそれぞれ個別アラートの右部[View]ボタンから Alert Detail アラート詳細を確認します。この画面では件数、時間的推移、脅威度合い、脅威発生地域をひと目で把握することができます。 さらに Event ごとに[More Info]ボタンから、イベント詳細 Event Detail 画面から、アラートスコア、イベントステータス、ディテイル、アクション選択をすることができます。

All Alerts

Detect / All Alerts から開くことができます。

Alert Types Panel

Kill Chain ステージや個々のタクティクス、タグでアラートを絞り込むことができます。

Alerts Status Panel

左パネルでは、発生したアラートタイプの種類と利用可能なアラートタイプの種類を表示します。右パネルでは、発生したアラートのトレンドを表示します。

Alerts Table

利用可能なアラートタイプを発生した件数によってソートして表示します。

Alert Detail

それぞれの Alert の View ボタンをクリックすると Alert の詳細を見ることができます。

Raw Count発生したアラートの件数を表示します。
Alerts Over Time by Fidelity

発生したアラートの件数の時間的推移を忠実度ごとにグラフで表示します。

Alerts by Fidelity発生したアラートの件数を忠実度ごとに円グラフで表示します。
Geolocation Map脅威がどこから発生したのかを世界地図で可視化します。
Alert Detail Table発生したアラートの詳細をまとめた表。

Event Detail

More Info をクリックすると、イベントの詳細を見ることができます。

Alert Score

円は、重要度を色分けして表示します。 オレンジの長方形は、実際のイベントの発生件数と通常時のイベントの発生件数の比較です。


残りフィールドは、

  • Fidelity(忠実度):分析に対する確度
  • Severity(重大度):イベントの重要度
  • Threat Intel(脅威インテリジェンス):IPアドレスの評判。値が高いほど評判が悪い

  • Data Period(データ期間):異常を分析した期間
Event Status

イベントに対して、操作ステータスを割り当てることができます。

  • New
  • In Progress
  • Ignored
  • Closed
Actions

イベントに対して様々なアクションを実行することができます。

  • MLボタン:教師なし学習にアダプティブラーニングを提供します。同様のイベントを発生させないように機械学習に教えることができます。

  • タグの追加
  • コメントの追加
  • メールの送信
  • 外部アクションの実行:ファイアウォールの遮断、ユーザーの無効化、スクリプトの実行など

Key Fieldsイベントの評価に最も関係のあるフィールドを表示します。
Detailsイベントに関係する追加の重要な情報の要約して表示します。

Respond

Respond は、検知した脅威の自動アクションと、管理者通知を設定する機能です。 Stellar Cyberは検知した脅威に Automation 自動処理を定義することができます。脅威イベント情報を Query で絞り込み、対象の脅威イベントにアクション実行する条件を設定することで自動的なアクションシナリオを設定することがでいます。さらに、アクションの種類として Email、Slack、などの通知だけに限らず、Webhook やユーザースクリプトの実行を設定するとで独自のアクションや外部連携を構築することも可能となっております。

Automation

Respond / Automation から開くことができます。

センサーの管理画面です。この画面では、認証やソフトウェアアップデートといったセンサーの管理を行うことができます。

自動アクションの作成画面です。

Alert Configuration

アラートの基本設定です。以下の項目を設定します。

  • 自動アクションの名前
  • 実行間隔
  • テナント名
  • ルールタイプ
Queryクエリにより対象のイベントを絞り込みます。
Condition Configuration

アクションを実行する条件を設定します。クエリによりヒットしたイベントの数で条件を決めます。

Actions

実行するアクションの種類を選択します。現在、以下の種類のアクションを作成できます。

  • Email
  • Slack
  • Webhook
  • Firewall
  • アラートの作成
  • ユーザーの無効化
  • スクリプトの実行

メッセージ本文にイベントのフィールドを含めることができます。