ペンティオ株式会社(本社:東京都千代田区、URL:https://www.pentio.com/aboutus/、以下 ペンティオ)は、SecureW2 B.V.(本社:オランダ アムステルダム、北米セールス:アメリカ シアトル)が開発・提供するマネージドPKIとクラウドRADIUSサービス「SecureW2」を、本日販売開始しました。
SecureW2は、世界中の企業、教育、ヘルスケア、サービスプロバイダー、および中小企業に次世代のパスワードレスのネットワークセキュリティを提供します。証明書とマネージドPKIサービス、優れたデバイスオンボーディングソフトウェア、およびクラウドRADIUSサービスを提供します。
近年、企業活動環境はリモート環境が増えてきました。そのリモート環境には企業から支給されたPC端末と、自宅の私有PC端末とがある状況になります。この結果、企業支給端末だけを利用して欲しい企業は、企業支給PCか私有PCかを特定したいニーズが生まれました。
これまでも、端末を特定するには「デバイス証明書」を利用することで、企業支給PCか私有PCかを特定することができました。ところが、リモート遠隔にある企業支給PCに対してIT管理者がインストールすることは困難です。このような理由から、企業支給PCの初期設定をPCの前に座らずにキッティングしたいニーズになってきました。
SecureW2は、このような企業ニーズに以下の機能で応えるサービスです。
- マネージドPKI ― デバイス証明書の発行と管理、YubiKeyへの証明書と登録機能
- クラウドRADIUS ― 証明書を提示するデバイスを判定するオンラインサービス
- 証明書オンボーディング ― SCEPやSecureW2セルフサービスクライアントソフトによる証明書キッティング
- IDaaS連携 ― OneLoginおよびAzure AD、OktaなどのIDaaSサービスとの連携
これらは、自宅などリモート環境で初めて会社支給のPCを利用開始する場合に、主要MDMサービス連携を活かし、どこでも場所によらず会社PCのセットアップを完了できる機能を提供します。この結果、SecureW2は自動的にデバイス証明書を生成・配布することでゼロタッチデプロイを実現します。SecureW2が発行したデバイス証明書は会社PCを特定するキーとすることで、リモート環境からのVPN接続、オフィス出社時の無線LAN接続のほか、デバイス認証MFA方式でのOneLoginなどのIDaaSログインなど、これらのネットワーク認証をSecureW2に認証統合することができます。
このようにSecureW2は、ユーザーID・パスワードといった資格情報のなりすまし・盗難リスクを排除するだけでなく、ユーザーエクスペリエンスを向上させることにより、組織がネットワーク境界を超えて保護するために必要なすべてのものを提供します。
企業は2020年春からテレワーク(リモートワーク)での利用環境をサポートする必要に迫られています。社内ではPC環境をサポートするだけであったこれまでと違い、リモート環境ではPCに加えタブレットやスマートフォンでも使いやすく安全な認証方式が求められています。ペンティオは新しい日常に対応するスマートな認証を提供してまいります。
■SecureW2のメリット
- 主要MDM(※1)との連携によるデバイス証明書を含むゼロタッチデプロイの実現
- クラウドRADIUSによるデバイス証明書判定により、VPN・無線LAN・IDaaSなどあらゆるネットワーク認証の統合を実現
本製品の詳細はhttps://www.pentio.com/securew2/をご覧下さい
■料金
SecureW2 サービス料金(税別)
- SecureW2 お問い合わせ/台・年間 (※3)
※1 AirWatch、Jamf、Intune、MobileIronなどのデバイス個別に証明書配布する機能を有するMDMサービスのこと
※2 SecureW2サービス利用料金はデバイス1台ごとの年間サービス料金です。サービス料金はペンティオSecureW2セールスチームまでお問い合わせください
*記載されている製品名、会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。